学習方法のテーラリングについて(その3)
前回の記事で「次は国語の問題について」と書いたのですが、国語の問題の話題に移る前にもう一つ書きたいことがあったのを失念していたのでそれを書きます。
それは勉強方法の進め方の話です。システム開発にたとえて言うなら「開発モデル」の話です。
去年の学習方法は、いわばウォーターフォール型とでも言うような学習方法でした。つまり、参考書で知識をインプットしたら午前2の学習、それが終わったら午後に取り組む、という形です。
また自分が失敗した午後1の学習も、過去問を「年次毎」に解いていきました。つまり、「H25問1-問2-問3-問4、H24問1-問2-・・・」という順序で取り組んだのです。
午後2についても、得意なシステムライフサイクルの問題ばかりを選り好みして書いていました。
これが必ずしも間違っているとは思いませんが、自分の記憶力・集中力の観点からすると、改善すべき点があると考えました。去年の方法では、自分が今どんな領域の勉強に取り組んでいるのかはっきりしなくなるからです。 そのため今年は、スパイラル型での学習をしようと計画しています。下の表をご覧下さい。
呼称 | AU系 | SC系 | ST系 | PM系 | SM・BCP系 |
---|---|---|---|---|---|
入力 | 監査基準、管理基準(共通) | SCマネジメント | 管理基準(戦略・企画) | 管理基準(開発) | 管理基準(運用・保守) |
午後2 | AU系PM2 | SC系PM2 | ST系PM2 | PM系PM2 | SM・BCP系PM2 |
午後1 | N/A | SC系PM1 | ST系PM1 | PM系PM1 | SM・BCP系PM1 |
この表で分類した系統毎に学習をしようと考えております。
最初に取り組むのは上の表で分類した「AU系」です。この系統が何なのかは少し判り難いですよね。午後2の具体的な問で例に挙げるならば「H17問1 システム監査の品質確保について」「H18問1 監査手続書の作成について」こういう問題が入る場所です。
SC系以降の系統に関しては、特に説明は不要かと思います。
この系統毎に分類してから一つづつ取り組む学習方法によって、自分が今取り組んでいる対象が明確になり、より深い領域まで自分の知識が浸透していく、そんなことを期待しているわけです。
この分類方法はまだ確定はしておりません。なぜならば、こんな具合に綺麗に分類できるかは、やってみないと何とも言えませんから。
ではでは。