mr_sorao’s diary 2015年度システム監査技術者受験に取り組んだ記録と備忘録

2015年度情報処理技術者試験 システム監査技術者に取り組んだ記録と備忘録

今年の知識インプットの本(その1)

こんにちは

「国語の問題について」を書くとか言っておきながら、自分自身がそれをブログにまとめきれる状態にはなっておりません。そこで出会ったばかりの本を一つ紹介させて下さいませ。

 

システム監査の理論と実践 第2集」という本です。

 

今年の知識インプットは何にしようかな、と思って探していて出合いました。

電車の中で読めるようにと思って電子書籍を調べていたら、こんな本が電子書籍版でリリースされていたのです。値段が1,200円というお手頃感もあって、思わずポチッと買ってしまいました。
まだ読み始めて少しの所ですが、予想以上にいい感じです。
何がいい感じなのかっていうと、システム監査全体に対して手短に書いた本なのに、情報処理試験の参考書に書いてある内容よりも、一歩踏み込んだ感じなのです。
どうして監査基準がそういう作りになっているのか、とか、その監査要点はこういう理由でつけたんだよ、といった記述が興味深いです。
BCP/BCMやらセキュリティといった章立てに分けて記述された部分も、試験用参考書よりも踏み込んで書いてあって面白いです。

残念な点は、AUの勉強が初めて、という方に向けた内容ではないことです。監査基準や管理基準を一通り理解していることが前提となっているように感じます。
AUの学習の中で位置づけるならば、試験用参考書をやった上で、もう一段知識を盛り上げて実践的に組み立てたい、そういうスタンスの方に向いているのだと感じました。
具体的に言うと「情報処理教科書 システム監査技術者」「システム監査技術者合格テキスト」「システム監査技術者 専門知識+午後問題の重点対策」、今年からAUの学習を始める方は、これらの本から一冊を選んで取り組むという方が多いと思いますが、その一冊の本を終えたタイミングで読むと大きな効果があるのかもしれません。

しかしこの本いいですよ、今年の知識インプットの主役にしちゃおうかしらん、そう迷ってます。

 

 

システム監査の理論と実践 第2集

システム監査の理論と実践 第2集