mr_sorao’s diary 2015年度システム監査技術者受験に取り組んだ記録と備忘録

2015年度情報処理技術者試験 システム監査技術者に取り組んだ記録と備忘録

学習方法のテーラリングについて(その2)

今計画している勉強方法のことをどこから書けばいいのか悩んだのですが、やはり大枠の部分から書くのが宜しいかと思いましたので、その辺りから書いて見ます。

自分は情報処理技術者試験の初挑戦でSM(ITサービスマネージャ)に一発合格しました。
そしてSMを受験した時より多くの対策をしたにも係わらず、AU(システム監査技術者)では午後1であえなく門前払いとなりました。

これを成功体験と失敗体験として対比させました。
ちなみに私、運用保守の経験は豊富ですが、システム監査に関しては自分が属する組織が被監査部門になった時の「自主点検責任者」を務めてます、という程度です。


成功体験(SM)
+-------+
|知識インプット|
+-------+
 ↓
+----------+
|実務経験とマージして|
|腹に落ちた知識にする|
+----------+
 ↓
+-------+
|過去問を解く |
|合格レベル解答|
+-------+


失敗体験(AU)
+-------+
|知識インプット|
+-------+
 ↓
+------+
|過去問を解く|
|レベル不安定|
+------+


まぁ一目瞭然です。SMの時には実務経験が豊富でしたので、知識インプットで得た知識がすんなりと腹に落ちたのです。実は私、SM受験の時は午後1に関しては殆ど対策を行わなかったのですが合格点を取りました。やはり実務経験の有無の差は大きいと実感しました。
ではAU午後1突破のために、実務経験に乏しい私はいったい何をすればよいか。その疑問に対してこう考えました。自分は、もっと疑似体験を積む必要がある。そもそも午後の問題というのはケーススタディに設問がくっついているようなもので、解いてるうちに多少の疑似体験は自然と出来る仕組みとなっている。でも自分の場合はもっと意識的に疑似体験に取り組んで、仮想の実務経験を組み立てる必要があるのだと。
では、仮想体験を意識的に効率よく積むにはいったいどうすれば良いのか・・・。これは随分と悩みました。受験対策本だけではなく、監査実務の本でよいものがないだろうかと探してみたりもしました。そんな右往左往をしているうちに、先人が考えた一つの方法と出会うことが出来ました。

その方法は「情報処理教科書 プロジェクトマネージャ」に書いてありました。

結論から言うとその方法とは、「午後2の問題文には実務を行う上で必要なノウハウが詰まってる。だからこれを利用して疑似体験を積め」というものです。

情報処理試験の小論文に取り組んだ方なら皆さまご存知だと思いますが、小論文にはこんな問題がよく出題されます。
「○○の業務を行っていると、こんな問題と出会うことがある。その時○○なら、こんな行動をして問題解決するはずだ。君にもそんな経験があるよな。その経験を具体的に2400文字で書いてくれ」という内容です。

見方を変えれば午後2の学習は、疑似体験を積むには格好の素材になる可能性を持っているのかも知れません。

そこで今年のAU学習は、成功体験と失敗体験を踏まえまして、以下の形を予定しております。

+-------+
|知識インプット|
+-------+
 ↓
+------------------+
|実務経験の代わりに午後2問題を精読 |
|小論文を書くかせめて粗筋を組み立てる|
+------------------+
 ↓
+------+
|午後1を解く|
+------+

こんな感じです。

ではでは。次は「国語の問題対策」あたりを書こうかな